実は私も知らなかったことなのですが、家を作るときに、一般用と賃貸用の建材があるとこの前聞きました。
これは、不動産屋の友達から聞いた話なのですが、賃貸用には廉価版の資材があるそうです。
例えば壁紙。サンゲツ社のホームページでも個人宅用と賃貸用では明らかな価格差で壁紙が販売されています。こういった資材の違いは壁紙にとどまらず、フローリングやサッシ、ドア等も同様です。
家を建てるときに、以下の理屈で建材の質が違う家が出来てしまいます。建材が違えば住み心地も全く違ったものになりますので、戸建賃貸の際は確認しても良い点だと思います。
しかし、良い建材を使っているかなどはなかなかわからないものですので、以下の観点から判断するのも良いでしょう。
★高級資材が使われている家
・高級分譲マンション
・注文住宅
・大手住宅メーカーの家
★賃貸用建材(廉価建材)が使われている家
・賃貸用アパート、マンション
・新築賃貸物件
・中堅ハウスメーカーの建売り物件
良くある話ですが、業者が土地を購入し家を建てて販売するケースでは、建材のコストを絞りリーズナブルに販売することが一般的です。格安な建売りの物件はほぼ間違いなく安い建材を使っているはずです。年数が経つにつれ老朽化も早く進み、内覧した時の姿はすでにない・・・。なんてこともよくある話です。
これは、賃貸に限らず家を買う時にも同じことが言えるので、はじめから考慮したほうが良いと思います。
壁紙やフローリングなど、交換可能な建材に関しては百歩譲って交換することを考えるとしても、基礎や柱など交換不可能な建材等は結果、後の祭りとならないようにすべきですね。
「安物買いの銭失い」にならないように気を付けましょう。
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